1: ベルデモ ★ 2018/04/03(火) 15:20:38.57 ID:CAP_USER9 世界のサッカーが日々進化を続けているなか、昨今のアジアサッカーの成長はそれに比べて、かなり緩やかな印象を受ける。
 
 最新のFIFAランキングを見ると、アジアは世界のトップ50にわずか2チームしか送り込んでいない。イランとオーストラリアだ。アジアトップのイランでさえ33番目なのだから、このランキングだけでもし出場国を決めるなら、アジアからロシア・ワールドカップに参加できるチームはゼロということになる。ちなみに日本は55位。ワールドカップに2部リーグがあれば、そこにはなんとか食い込める順位だ。2011年のランキングでは19位だったのに……。

 よって、そもそも現在のアジア代表国は力量からして厳しい。そのなかで、今回の日本代表にどのような期待が持てるのか。直近の親善試合を見ても、日本が世界のトップレベルに達していないのは明らかだ。つまりはFIFAランキングの順位通りで、相対的にレベルが低い。

 
 E-1東アジア選手権を除いて、昨年11月から日本代表はワールドカップを見据え、ブラジル、ベルギー、マリ、ウクライナと4つのテストマッチを戦った。結果はご存知の通り、1分け3敗である。ブラジル戦は圧倒的に攻め込まれ、ベルギー戦ではまだ見るべき点が多少あったものの、勝てる見通しなど皆無だった。2002年の日韓ワールドカップで両国は互角の内容で2-2のドローを演じたが、それも遠い昔の話。あれから歳月が流れ、いまや埋めようのない差が開いてしまった。そして、今回の2連戦だ。マリ戦は三竿健斗と中島翔哉の閃きでなんとかドローに持ち込んだが、ウクライナ戦と同様、内容的には完敗だった。
 
 日本代表の選手たちは誰もが素晴らしい技術を持っているが、ワールドクラスと呼べるタレントはひとりもいない。世界トップ50はもちろん、トップ500に入る選手でさえ怪しい。香川真司と岡崎慎司はトップ500にエントリーできるかもしれないが、他の選手は難しいだろう。
 
 ワールドカップ本大会で対峙するコロンビアにはハメス・ロドリゲスやラダメル・ファルカオが、セネガルにはサディオ・マネが、そしてポーランドにはロベルト・レバンドフスキがいるが、日本には残念ながらそうした世界的な選手がいない。これは誰のせいでもないが、ぐいぐいと牽引する象徴的な選手がいなければ、チーム全体のレベルが上がってこないのは必然だ。ワールドカップに向けて大きな期待も持てない。


本田、香川、岡崎…ベテランの力が不可欠だ

では、そうした個の弱さをカバーするチームプレーはどうか。
 
 岡田武史監督が率いた2回と、フィリップ・トルシエ政権下のチームでも見られたあの組織力は、現在のハリルジャパンにはない。マリ戦とウクライナ戦では、緩慢な守備のチェック、およびブロックやカバーリングにおけるミスが散在した。個人的なミスというよりも、チームとしての相互理解がないために生じている欠陥だ。ワールドカップ開幕をおよそ2か月後に控えたいま、これは由々しき事態と言うほかない。
 
 確かに今回の2連戦ではメンバーが入れ替わり、新しい選手を試す場としても活用された。とはいえここ最近はテストばかりしている印象が強く、どうにも前に進まない。選手もチームも自信なさげにプレーしている。例えば本大会行きを決めた最終予選のオーストラリア戦では、攻守両面で素晴らしいパフォーマンスを披露し、アジア随一の実力国であることを証明した。にもかかわらずその後メンバーをコロコロと替え、チームを停滞させてしまった。それが残念で仕方ない。

 
 いまからでも遅くはない。最大限のパフォーマンスを発揮したチームに戻すべきだ。時間がないのだから当然だろう。オーストラリアとのホーム&アウェー2試合、そしてサウジアラビアとのホームゲーム。この3試合を基本軸に据えて仕切り直すのが手っ取り早い。堅固な守備をベースに効率良くカウンターを仕掛け、常に主導権を握っていたあの頃の感覚を呼び戻すしかないのだ。
 
 頼りにすべき名前を挙げるなら、吉田麻也、森重真人、槙野智章、長谷部誠、山口蛍、香川、そして本田圭佑。とりわけワールドカップ出場経験があるベテランの力は不可欠で、そう考えるなら、岡崎の使い方も再考すべきではないか。オーストラリアとのホームゲームは冒険的だったが、井手口陽介、浅野拓磨、乾貴士もインプレッシブだった。(後略)

⇒英サッカー専門誌の熟練記者が日本代表を斬る!「世界のトップ500に入る選手でさえ…」(サカダイ)

引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1522736438/

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