1 名前:Egg ★:2018/02/03(土) 19:01:11.76 ID:CAP_USER9.net

2018年はサッカーW杯イヤー。自然とサッカーやサッカー選手関連の情報が増えてくる。新しいスターになるのは誰なのか、ベテラン選手は大きな大会のあと、どんな道を選ぶのか。

代表復帰を期待する声も大きい本田圭佑は、最近、新ビジネスへ参加するらしいと報じられた。先んじて、昨年10月、突然、本田圭佑がホストとして教育やビジネスの第一人者たちとの対談番組『KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE』(Amazonプライム・ビデオ)が配信された。

イラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、対談によって明らかになる本田圭佑が理想とする世界について考えた。

 * * *

 2017年10月にAmazonプライム・ビデオにて『KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE』が配信された。サッカー日本代表の本田圭佑がオーガナイザーを務める対談番組である。

 1986年生まれの本田と筆者は同世代。日本代表で躍動する本田を見るたびに「僕の世代で一番サッカーが上手い人なんだよなぁ」と感慨深い気持ちとなる。

 また、ピッチ外の本田の行動を見れば、元日本代表の中田英寿を喚起しちゃう。本田のファッションや立ち居振る舞いは、中田に似ている。本田が中田に影響を受けたかは分からない。日本代表のエース同士、元来似たメンタルをお持ちなのだろうか。

 対談番組やっちゃう感じとか、日本代表のエースはなぜ社会活動家っぽくなるのか。気になるばかり。番組でその答えは見つかるか!?

『KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE』、エピソード毎のタイトルが先鋭的。

「KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE VS ゲスト名」だからね。この”VS”がこの番組のキモなのか、激しいトークバトルが繰り広げられるのかと思いきや……。火花散る意見のぶつかり合いは一切なく、「本田、ビジネスはじめるってるよ」的なおさまり。経済、教育、政治への意識が高い本田の興味の赴くままトークは推進。

つづく

2/3(土) 16:00配信 ニュースポストセブン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180203-00000014-pseven-spo
2 名前:Egg ★:2018/02/03(土) 19:01:32.77 ID:CAP_USER9.net

対談する本田、根本的に視聴者のことなど一切気にかけない。自分が聞きたいことまんまをゲストにぶつける、公私混同コンテンツ。

 下記が各回のゲスト陣。

1、2話ゲスト:第5代Jリーグチェアマン・村井満
3話ゲスト:技術系の人材派遣会社経営者・嶋岡学
4話ゲスト: 日本語AI研究のトップランナーでゲーム「シーマン」開発者・斎藤由多加
5話ゲスト: 料理レシピ動画サイト「クラシル」を運営するdely株式会社 代表取締役・堀江裕介

 70校あるサッカースクールの経営者であり、オーストリアとカンボジアにプロサッカークラブを持つ本田。ゆえに尽きないのが心配事。けっこう明け透けに、自身の悪戦苦闘ぷりを表明し、ゲストに相談する流れへと至る。そして、悩みを打ち明ける。

◆軟弱化した日本にイラつく本田

 相談する本田、アドバイスをするゲスト。そして、行き着くトークテーマは「人間力」について。本田はこのフレーズが兎に角大好き。「メンタルだけでやってきた」と自身を評す。世界を回った末に気づいた、日本人のハングリー精神のなさに心底イラついてる心模様。

「まずは教育自体を改革しなければならない」とも熱く語る、これも毎度おなじみ。家庭の事情から祖父母に育てられた本田。毎日頭を叩かれて、厳しく育てられたという。

「僕自身、叩かれて育ったから強くなれた、今だからこそ、愛ある暴力のありがたみ享受していますね」と語る。

「愛さえあれば、暴力による指導も良いのではないか」と提案する。

 本田は成功したから良いが、頭を叩かれて教育されたのにも関わらず、成功しなかったら最悪だ。そんなことを真っ先に考えた僕は、本田がいう軟弱化した日本代表なのだろう。

 番組中、本田は常に笑顔を振りまく。楽しくて、楽しくて仕方ないといったテンションの高さ。

 3話のゲスト、嶋岡学の「尊敬されている人はいますか?」といった何気ない質問。そこから笑顔のヒミツも理解が紐解かれた。

つづく
3 名前:Egg ★:2018/02/03(土) 19:02:24.79 ID:CAP_USER9.net

「尊敬するのは、2010年南アフリカW杯の監督・岡田武史さんですね。道徳的な行動がサラッとできる人で。サッカー関係者では少ない人格者ですね!」と回答。わざわざ”少ない”を足すところが真意、些細な問答からこぼれる本音が面白い。

◆本田が生きたい世界

 相談解決バラエティー的な『KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE』で、唯一本田が解決側に回ったのが5話目。対談相手は、ゲストで唯一年下であり、個人的に親交のある堀江裕介。「尊敬している人は、坂本龍馬、白洲次郎、本田圭佑です」と自己紹介。そこで炸裂した本田節、企業人のあり方を説く。

人間をつくれる人が上
会社をのこせる人が中
個人の財を成す人は下

 続けて、

「僕は正義感が異常に強いところがある、いつも考えているのは戦争がどうすればなくなるかとか……」
「『バカだなぁ』と言われてきたし、今後も言われ続けなアカン!」

 とマジ顔で名言連発。最終話で神回、よく知る後輩だからこそ漏れたフレーズ、本田の舌も回る! 回る!

 全話鑑賞後、『KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE』は本田版『カンブリア宮殿』だと気づく。一流同士の対談、過剰なナレーションと似ている点も多い。そういえば、『カンブリア宮殿』司会者・村上龍と元エース・中田の親交は、よく知られた話。共著『文体とパスの精度』では、「村上は小説、中田はサッカー。圧倒的に優れた能力を持てば、世間から自由でいられる」と話していたっけ。

 しかし、番組を見る限り、本田は中田よりも多分な大物で。”世間から自由”よりも世界改革を目指す。「自分が生きたい世界に変えたい」と語り、生まれながらの指導者を体現。言葉は使い手に依存する、本田が言うからには妄言ではない。どこか実現してしまいそうな怖さがある。

 本田世界はゴリゴリの体育会系&実力社会。僕からすれば、同世代が指導者という接点はあるものの共鳴するところは0.01mm。それは『サガミオリジナルのコンドーム』よりも薄いシンパシー。文系の僕には間違いなく生きづらいだろう『MAD MAX 怒りのデスロード』的な本田ワールド。本田のワールドカップでの活躍は期待したいが、本田が仕切るワールドはごめんだ。

 欅坂46の『不協和音』の平手友梨奈よろしく、「僕は嫌だ!」と叫びたくなった。

イラスト
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180203-00000014-pseven-000-1-view.jpg

引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1517652071
続きを読む →ranking

続きはこちらどうぞ(掲載サイトへ)

[Twitterでの反応]
→ranking

続きはこちらどうぞ(掲載サイトへ)