1 名前:Egg ★:2017/12/27(水) 19:06:23.79 ID:CAP_USER9.net

■上海上港にはフッキ、オスカールに代表される突出した個があったが…。
 
DAZNとの10年間契約がスタートし、昨オフのJリーグは久しぶりに補強のニュースが活発化した。
 
神戸は元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキと推定年俸10億円で3年契約と報じられ、FC東京は大久保嘉人、ピーター・ウタカ、高萩洋次郎、永井謙佑、太田宏介、林彰洋と、
経験豊富な即戦力を買い集めた。どちらも興行的には功を奏した。

神戸が9位、FC東京は13位と低迷し、いずれもシーズン途中で監督が交代したのに、前年より観客動員は増えている。
しかしファンの大きな期待に反し、豪華補強の即効性は見られず、リーグが設定した理念強化分配金(1~4位までに約28億円)や、増加した賞金獲得の目論見は外れた。

Jリーグは過渡期に差し掛かっている。選手の質や戦術的な底上げが実現し、それはACLで浦和の優勝を筆頭に、川崎、鹿島と3つのクラブがグループリーグを突破したことでも証明された。
資金力では爆買いが可能な中国のクラブには到底及ばない。だが逆に中国の選手を質的に上回るメンバーが、組織的に戦い結果で凌駕した。

準決勝を例にとれば、上海上港にはフッキ、オスカールに代表されるように突出した個があった。
だが浦和は全員がコンセプトを共有してハードワークで対抗した。もし浦和側に守備には100パーセント貢献できないスーパーストライカーがいたら、結果は逆になっていた可能性もある。
 
前世紀までは大物外国人を獲得すれば、ほとんどが額面通りの活躍をした。もちろんガリー・リネカーを初め一部例外はあったが、
40歳でJリーグ開幕を迎えたジーコでも、守備では貢献出来なくても、それを補ってあまりある創造性で牽引した。

ところが最近では、各クラブが助っ人選手をベンチに置くことが珍しくなくなった。むしろ今年優勝した川崎のエドゥアルド・ネットやエウシーニョ等を見ても、
ビッグネームではなくてもチームのコンセプトに即した助っ人選びが有効なことを示している。
 
ポドルスキが十分な能力を持っていなかったわけではない。それはおそらくC大阪が獲得し、途中から出番を失ったディエゴ・フォルランも同様だ。
彼らが実績通りに活躍出来なかったのは、チーム戦術との相性が良くなかったからだ。

>>2以降につづく

12/27(水) 17:38配信 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00034166-sdigestw-socc
2 名前:Egg ★:2017/12/27(水) 19:06:39.71 ID:CAP_USER9.net

■確実にチーム力の上積みを望むなら、オスカールではなくパウリーニョのようなタイプ。
 
現状のJリーグでは、いくら大物助っ人を獲得しても、そのスターを軸にした戦術を組み立てるのが最適だとは限らない。逆にひとりのために10人が汗をかくなら、汗をかける11人を集めたほうが効率的だという考え方が主流だろう。
確実に上積みが望める大物スターを獲るなら、オスカールではなく、パウリーニョのようなタイプを探す必要がある。
 
またFC東京は、個々の実績の足し算が、必ずしもチーム力にはつながらないという教訓を残した。得点王を3人も集めたのに、総得点は前年より2点減少。
それでも序盤は華々しいラインナップ相応のパフォーマンスを見せることもあったが、シーズンが深まるとともにすっかり精彩を欠いた。
逆に個別の実績ではFC東京の足もとにも及ばない若い柏は、アカデミー育ちの新戦力が勢いを生み、最後まで上位戦線に踏みとどまった。
 
実はここにチーム作りの大きなヒントが隠されている。完成品は力量が分かっているし、人気も確立しているので観客も呼べる。しかし実績を残せたということは、強豪チームで心地良くプレーできていた可能性が高い。
一方で未完の素材は、測り知れない伸びしろを持ち、時には爆発的な人気を呼ぶこともある。それはアカデミー育ちの武藤嘉紀のブレイクで大きな恩恵を受けたFC東京が、最も実感している部分かもしれない。


■これからクラブの成否を分けるのはピッチ上だけではない。

日本サッカー発展のカギは、選手を育てて売ることだ。世界のサッカーは、欧州を軸に回っていて、たぶんそれは未来も変わらない。それでも強豪と伍して戦うには、優秀な輸出国でなければならない。
言葉は悪いが、先の見えたベテランが、若い可能性にフタをするような状況は最も避けなければならない。

ブラジル、アルゼンチンなどの南米諸国も、オランダやベルギーのような欧州の小国も、若い選手の登竜門のようなリーグを運営している。
そう考えれば、流入したDAZNマネーを、そのまま大型補強にばかり充てるのは、あまりに短絡だ。
 
輸出国に不可欠なのは育成力である。柏が示す若年層から一貫性のある育成もあれば、川崎(名古屋)のように、たとえ大久保や家長昭博らのベテランが来ても、伸びしろを引き出してしまう指導力もある。
あるいは、アヤックスのように、優れた素材を収集するために各地に拠点を広げていくのが有効かもしれないし、一流のアナリストを雇うことで劇的な成果を収められる可能性もある。
 
いずれにしても、これからクラブの成否を分けるのは、ピッチ上だけではない。たとえ予算枠が変わっても、プロの職人で固めて効率を追求する仕組みの構築は避けて通れない。
 
取材・文●加部 究(スポーツライター)


写真
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20171227-00034166-sdigestw-000-view.jpg

引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1514369183
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