1 名前:Egg ★@\(^o^)/:2017/09/07(木) 07:59:21.23 ID:CAP_USER9.net

【藤田俊哉の目】

サウジ戦ではこれまで以上に大胆な選手起用にチャレンジしてほしかった。

https://amd.c.yimg.jp/amd/20170907-00029717-sdigestw-000-2-view.jpg


高温多湿のジッダで迎えた9月5日のロシア・ワールドカップのアジア最終予選最終戦のサウジアラビア戦。絶対に勝利が必要な状況で、したたかに戦ってきたサウジアラビアに対し、日本は見せ場を作ることなく0対1で落とした。
 
 キャプテンマークを巻いてスタメン復帰した本田は右サイドで起点を作ってゲームをコントロールしたかったはずだが、プランどおりには進まず、前半でピッチを後にした。本田の低調なパフォーマンスは、この日の日本の苦しい戦いぶりを象徴しているようでもあった。GK川島のビックセーブだけが印象に残ってしまったというのが本音だ。
 
 タフなゲームになることは戦前から予想できていた。この試合の6時間前に、オーストラリアがタイに2対1で勝利し、サウジアラビアがワールドカップ出場権を手にするためには勝利が絶対に必要となった。彼らのモチベーションは高く、さらに高温多湿という劣悪な気候に加え、満員のスタジアムという完全アウェーのシチュエーション。これぞ最終予選という雰囲気のなかで、日本は最終戦に挑むことになったわけだ。
 
 そんななか、僕が注目していたのは、サウジアラビア戦をどんな位置付けで挑むのか、ということだ。
 
 ロシア行きのミッションは前節のオーストラリア戦でクリアしていた。「消化試合」のサウジアラビア戦で、とにかく結果を求めるのか、若手の成長の場とするのか。ハリルホジッチ監督が、この一戦でどんな戦略を立てて勝利を目指すのか、興味深く見ていた。
 
 今までどおり「コンディション」を優先した采配を見せるならば、本田のスタメン起用は難しかっただろう。柴崎だけでなく、クラブで結果を残している小林、杉本らに親善試合とは違う状況でプレー機会を与え、今後のオプションを増やすチャンスでもあった。
 
 大胆な選手起用はハリルホジッチ監督の良さでもあり、前節の勝利でその評価を上げてきた。世代交代を進めていくことで進化を遂げてきたチームだからこそ、サウジアラビア戦では、これまで以上にチャレンジしてほしかった。

つづく

9/7(木) 6:45配信 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170907-00029717-sdigestw-socc
2 名前:Egg ★@\(^o^)/:2017/09/07(木) 07:59:31.50 ID:CAP_USER9.net

もっとも、すでに最大のミッションをクリアしていた日本と、この一戦にすべてをかけて挑んできたサウジアラビア。両者の差は明らかだったし、頭で理解していたとしても、同じ集中力で戦うことなんて、なかなかできるものではないことは想像できる。だからこそチームに新たなモチベーションを与える必要があった。失うものがない立場だったからこそ、なおさらである。
 
 いずれにしても、オーストラリア戦の印象があまりにも良かっただけに、今回は対照的なゲームとなってしまった。これまで選手起用のローテーションはすべてうまくいっていたと思われていたが、この日のサウジアラビアには、守ってカウンターという戦術も通用しなかった。チームとしてもシビアに受け止めなければならない結果となったと言わざるを得ない。
 
 あえてポジティブな要素を挙げるとしたら、タフなゲームを通して今後の日本の課題が見えたことだろうか。
 
 繰り返しになるが、ディフェンシブに戦ってカウンターで得点を奪いにいくスタイルは、ボール回しがうまくないオーストラリアにはハマっていたが、テンポが違い、さらにボール回しがうまいサウジアラビア相手には通用しなかった。どういうサッカーを本大会でするのがベストなのか? 今後どんなサッカーを日本は目指すべきなのか? そんな課題を突きつけられた試合になった。
 
 あくまでもボールをつなぎ攻撃を仕掛けるスタイルで行くのか。それとも、カウンター主体のサッカーで短期決戦での結果を追い求めていくのか。カウンターサッカーは時として効果的だが、果たして、それは日本サッカーが目指すべきスタイルであるのか。そんなことを自問自答するキッカケにもなったわけだけれど、ワールドカップだけのことに限らず、今後の日本のサッカースタイルを確立する意味でも、積極的に議論し決定していく必要はあるだろう。
 
 本大会に向けて準備期間は残り9か月。ワールドカップでは今回のサウジアラビア戦以上にもっとタフなゲームが待っている。10月、11月には親善試合があるし、12月には東アジア選手権が控えている。今後のテストマッチを通して選手たちがスケールアップし、大きなチャンスを掴んでくれる選手がひとりでも多く現われることを楽しみにしている。
引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1504738761
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